配置販売登録販売者資格制度が発足

上記資格制度は、当協会が独自に任意資格制度を昨年度から発足させました。

これは、今までの登録販売者制度が、どちらかといえば、店舗向の資格制度であり、（違いについては別紙ご参照）配置販売業には当てはまらない資格制度であることから、当協会としては当協会設立の目的でもある配置向け独自資格制度の実現に向け、一歩踏み出したものです。

所謂、新配置販売業では、全員が薬剤師又は登録販売者でなければ、新掛け、入れ替えができないなど、一般従事者の業務が明確にされています。それに引き替え、既存配置販売業者は、平成１８年の改正薬事法附則により、一般従事者でも、一定水準の研修・講習を受講していれば、限られた医薬品ではありますが販売できることになっています。

但し、登録販売者の受験資格が緩和変更されたことから、平成３０年以降は、既存配置販売業内の登録販売者は、管理者にはなれません。このことで、巷、既存配置販売業はなくなるなどといった風評がありますが、これは全くあり得ないことです。

しかしながら、当協会としては、附則による業の存続ではなく、正々堂々と今まで培われた「先用後利」を守るべく、配置向け資格制度を樹立するべきと考えた次第です。

資格制度のあらまし

【合格者実績イメージ】

４００人受験し１５０人合格
合格率：３０％
正答率：６０％

富山の薬売りから始まった置き薬は、日本全国津々浦々モンゴルからアラブ諸国へ、そして地球全体に広がり、やがて月面で生活する時代が来れば宇宙生活の必需品になります。